レトロゲーム攻略 > ファミコン > 闘人魔境伝ヘラクレスの栄光攻略 > 攻略チャートその１
アテネ
スタートすると、オープニングも何もなく、いきなりアテネの町の水辺から始まります。
ストーリーの解説も何もありませんので、最初はこの広いアテネの町で情報収集から。
と言っても、ほぼ進行上のヒントは得られませんが。
とりあえずゲーム上必要な店の位置（特に鍛冶屋など）を覚えつつ、操作に慣れましょう。
本作の特徴として、入れる建物かどうかがわかりづらいというのがありますが、基本的には、街の中でピンク色の大きな建物はだいたいがお店で、普通の建物は入り口に重なってみるまで入れるかわかりませんが、お店以外の建物にはほぼ重要な要素はありませんので、気にしないでも平気だったりします。
また、他の多くのRPGと違い、当時としてもかなり珍しい、街とフィールドの境が無いというマップ構成なので注意が必要です。
よくわからないまま装備も整えず街の外を歩いていてボコボコにされることも。
まずは、初期の所持金400Gで装備を整えてスタートするわけですが、
本作は、攻略サイトなどで知らないと絶対わからないであろう、いきなり大金が手に入る隠れミッションを行うと、最初から装備充実でスタートできます。
※一からちゃんとやりたい人はこのミッションはスルーしてください
隠れミッション
まず、アテネの南西にある道具屋に行き、ろうそくを購入します。
その後、アテネの南西の出入り口から外へ出て、南へ進み、1マスの山の隙間から東へ。
道中エンカウントする敵は相手にしているとすぐ死んでしまいますので、すべて逃げていきます。
次の村への途中、中ボス、てつのイノシシに強制エンカウントさせられますが、なぜかこれも逃げることができ、しかも逃げても先に進めますので、そのまま東へ進み、ペルラの村へ。
ペルラに着いたら、南東の道具屋でかぎを300Gで購入し、アテネに戻ります。
同じく戦闘はすべて逃げます。
本作はこの後も、エリア的にありえない強敵が出てくることなども多く、たびたび逃げて進む場面が出てきますが、逃げる成功率は高いので、他のRPGなどに比べ、ガンガン逃げることが多いです。
アテネに戻ったら、街に入ってすぐ、南西の建物に入り、先ほど購入したかぎを使用して扉を開けて進みます。
扉の先右側に進んで行って落とし穴に落ちます。
落ちた先は暗闇ですので、最初に買ったろうそくを使い、宝箱を見つけて開けましょう。
最初としては破格の、2000Gが手に入ります。
その後、左側の壁に一マスすり抜けられる部分がありますので、そこに入ると地上へ戻れます。
この2000Gがあると、最初からアテネの街内で最強装備セットが整えられます。
※この隠れミッションをこなすかはお好みで
上記隠れミッションをこなした場合は、すでにふところがあったかくなっていますので、アテネで選べる最強セット、武器屋で、どうのつるぎ（200G）、どうのよろい（800G）、てつのたて（380G）を揃えましょう。
隠れミッションをやらない場合、スタート時の所持金は400Gですので、序盤の経験値稼ぎを考え、どうのつるぎ（200G）あたりの購入がよいです。
なお、本作では、装備を購入すると自動的に装備されます。
余談ですが、装備システムを説明すると、装備は武器、鎧、盾の3種類で、さらに武器は3種類持つことができ、その内の1種類を常時装備になります。
道具枠とは別になりますが、各装備をすでに持っている場合、買う場合は先に売らないといけない、宝箱などで装備を入手してすでに武器がいっぱいの場合などはどれかを捨てないといけません。
ストーリー上必要な武器も簡単に捨てられてしまうので注意（救済システムはありますが）。
その後、まずはどこに行くにもある程度のレベルは必須になりますが、場所を間違えるとすぐ死んでしまいますので、必ず、アテネの街の南西でレベル上げにはいそしみましょう。
ここならそこまで強い敵は出ませんので、ひたすら雑魚敵を狩ってレベルを上げます。
まだ装備が充実していない場合は、敵を倒しつつ装備を新調、また戦闘で武器・防具の耐久値が減りますので、ゼロになると装備は消滅してしまいますので、こまめに鍛冶屋に行って回復させましょう。
HPに関しては本作は回復アイテムがロクなものがありませんので、危なくなる前に街に戻り宿屋で回復を。
目安としては、レベル3か4くらいで、次の、アテネ南東にあるペルラの村へ向かいます。
※隠れミッションですでに行ったことあるかもですが
道中、狭い1マスの山の隙間を通ると、中ボスてつのイノシシがいきなりエンカウントしますが、このレベルではまだ厳しいので逃げてしまってよいです。
ここをスルーして東に向かえば村に着きます。
ペルラ
たいていはアテネの次に到着する村です。
この村の東部の青い建物（入れる建物なのにピンクじゃないのは珍しい）で初めてゲーム再開に必要なパスワードにあたる、「そせいのじゅもん」を聞くことができます。
作中でも、このそせいのじゅもんを聞けるのはここだけです。
不便ですし、そこそこゲームをプレイしないとここに来れないので、ゲームを始めてしまうとしばらくやめるにやめられないというイジワル仕様です。
※このそせいのじゅもんを聞ける場所をアテネにしなかったのは謎です
この周りですと少しアテネ周辺より敵が強くなり、効率的に狩りができます。しばらくレベル上げをしましょう。
当時の作品あるあるですが、戦闘にあまり戦略性が無く、シンプルにレベルを上げ、ステータスがある程度高くならないと絶対に倒せない敵だらけですので、プレイ時間のほとんどをレベル上げのためのザコ敵狩りに費やしがちです。
まあ、ファミコンの容量的に壮大なストーリーなど積めないのにプレイ時間を長くなるようにすると結果戦闘時間を増やすしかなかったんでしょうかね。
ここらで敵を倒しつつ、武器・防具の耐久値が危なくなったらアテネに帰って回復、という時間がしばし続きます。
なお、途中、レベルが4、5くらいあれば以前は逃げ回っていたてつのイノシシも倒せるでしょう。
別に倒さなくても特に進行上問題はないですが、シンプルに邪魔なので倒しておきましょう。
その後、次のボス撃破のためにもレベルを上げていると、だいたい自動的に5000G以上貯まってきているかと。
もちろん、好みでよいのですが、まだ新装備も買える街に行きませんし、いちいち装備耐久値を戻しに鍛冶屋に通うのも手間ですので、ここらで鍛冶屋を雇ってしまうのも手です。
ここで鍛冶屋を雇ってしまえば、鍛冶屋が狩られるイベントなどもありませんので、実質もう耐久値関連は気にしないでよくなるので、このシステムはお役御免という・・・早すぎる
レベル上げをがんばり、7，8くらいになったら、いよいよボスを倒しストーリー進行を。
ゲームを始めて10分くらいでいきなり2時間くらいレベル上げをしないといけないというなかなかの苦行ですが（汗
ペルラの村の東の出口を出て、北西へ進むと見えてくる、ネメアの谷のほこらに向かいましょう。
ネメアの谷のほこら
入り口に重なった瞬間にボスのダグトフッドとのバトルに突入します。
この時点では、有用な回復アイテムもないので、ただ装備を整えて自身のHP尽きる前に倒すように殴り合うだけです。
レベルが足りてれば無事倒せるかと（7，8くらい）。
倒すと中に入れ、小さなほこらですので明かり無しでもいけますが、できればアテネでろうそくを買っておいて照らすと楽です。
ほこらの中は狭く迷路にもなっていませんので、入ってすぐ南を探索して宝箱を見つけて開ければイベントアイテム、レイラのひすいが手に入ります。
これは先々、ナナの女王に会うために必要なアイテムとなります。
入手：レイラのひすい
初のイベントアイテム獲得ですが、今後のためのアドバイスとして、今後もイベントアイテムが続々と入手できますが、なんとこのゲームでは、イベントアイテムも普通にアイテム欄におさまっていきます。
ほとんどの回復アイテムなどの消耗アイテムは1つで欄をひとつ使いますので（くすりだけ例外）、ろうそくのようにダンジョン探索に必須なものも考えるとほとんどアイテム欄の自由は無くなります。
アテネで買えるだいこんなどの少量回復アイテムを持つことは論外になってしまいますので気をつけましょう。
先々で手に入るふねなどの必須移動アイテムや、かじやなどもひとつのアイテム扱いという、きつい条件で、なかなかシビアなアイテム欄マネジメントが強いられるゲームです。
なお、どうしてもアイテム欄が厳しくてうっかり必要な物を間違って捨てたり売ったりしてしまった場合、このゲームはそせいのじゅもんを使ってゲームを再開すると、イベントアイテムなどはまた本来の取得位置に復活している、というバグなのか救済仕様なのかよくわからない動きがありますので、この再スタートを使って入手してください。
レイラのひすいを入手したらここに用はありませんので、ペルラの村に戻りましょう。
ペルラ
ここまで来たらそこそこ強くなっているはずですので、体力回復後、村中央にあってまだ入っていないほこらに入ります（すでに入っているかもしれませんが）。
かなり敵が強いので、適宜逃げつつ、特にアレックスタウなどとは戦闘回避で探索しましょう。
本作はにげるの成功率が高いので、強敵がよく出てくるところでも動き回れるのはよいところです。
この先しばらく使う武器となるぎんのおのと、HPを消費して地下的に大ダメージを与えられるひむろのうつわが手に入ります。
入手：ぎんのおの、ひむろのうつわ
ひむろのうつわを使うと強敵アレックスタウでも一撃で倒せますが、HPの消費が激しく、それなら逃げて他のザコ敵を複数倒した方が割に合うので、あまり使わない気も・・・。
※そして、せっかく手に入れましたが、このゲームは道具欄が少なすぎて余計な持ち物が増やせないのですぐに処分することになります
次はまだ未開拓のアテネ北方を攻略するためアテネの町に戻ります。
アテネ
次はアテネの周辺で各種イベントを進行させていきます。
まずは八百屋で一本にんじんを買っておきましょう。
まだ出ていないアテネ北東の出口から出て、すぐに舗装道路？のような赤い道がありますので、わかりやすく道沿いに西→北と進んで行きましょう。
少し歩くと謎の行商人に出会います。これが本作唯一の複数持てる回復アイテム、くすりを売っている薬屋ですので、ここで持てるだけ買っておきましょう。
アイテム枠を逼迫せずに最大6個まで持てる貴重なアイテムです。
使うとHPを30回復させてくれます。
※なぜせっかくの複数持てる回復アイテムが最大9個でなく中途半端な6個なんでしょうねえ
この薬屋に出会った地点から西に行くとレルネの湖があり、中央に突き出た岬があり、その先端に進むと中ボス、ボルクに会敵します。
そこそこ強いものの、これまでの流れで進めているとだいたいちょうど倒せるくらいの強さになっているかと。
先ほど手に入れたくすりも駆使して倒しましょう。
倒すと、ボルクのどくというアイテムを入手できます。
これは戦闘中に使うと攻撃力を上げてくれるというものです。
進んでいくとアイテム欄が逼迫して捨てることになる可能性大ですが、とりあえず持っておきましょう。
※せっかくのイベントボスなので、本作を満喫するという意味でも
次は、そのままこの湖の北側に回って西に進み、エルク宮殿へと向かいます。
エルク宮殿
中に入ると特にマップは無く、アレスと対面し会話が始まり、一部の敵を倒すのに必要な（と言っても二度だけですが）、ぎんのゆみをもらえます。
こちら、地上敵にはほぼ効果が無く、おおごんのしかとヴァロックに対してのみ特効のある特殊武器になります。
※他ではほぼ不要・・・こういう武器がこの作品多いんです
ぎんのゆみを入手したら、この武器でのみ倒せるおおごんのしかに会いに行きましょう。
黄金の鹿、であるならば、読みは「おうごんのしか」、なので、誤植な気もしますが深く気にしないでおきます
一度アテネに戻り、そこから西の出口を出て南下、ペルラの村の南方の方に、ピンク色の山がありますのでそこに行くとおおごんのしかと会敵します。
こちら、通常武器装備ですとすぐに逃げられてしまいますので、近づく前に先ほど入手したぎんのゆみに装備を変えておきましょう。
ぎんのゆみ装備で戦闘に入ると逃げられることなく、攻撃すると拍子抜けするほどあっさり倒せます。
条件付きとはいえ、ここまでで最弱のボスになります。
倒すと後に必要となるきんのつのが手に入ります。
次は、いよいよ新天地へ向かいますが、道中、本作中で多用することになる重要アイテムを入手しに行きます。
アテネへ戻り回復したら、北の出口から出て赤い道沿い北西に進み、薬屋に出会ったらそのまま東へ進み、セレネの町へあと少しで着く、くらいのところで、道を南にそれて森の中へ入りましょう。
にんじんを持っている状態で、山の少し手前を歩いていると、ペルテホースと会敵します。
弱いのであっさり倒せ、戦闘後、本作で使用頻度の高い重要アイテム、たびのつばさが手に入ります。
こちらは、何度でも使え、各町に一瞬でできる優れものです。
飛ぶことのできる村・町の条件は、その町の入り口付近で、ここは〇〇の町です、のような紹介コメントを聞いたかどうかが判定になっているようです
新しい町に着いたら忘れずにそうしたコメントを返す町民を探して話しかけておきましょう
ペルテホースを倒したらそのまま少し東へ向かいセレネに入ります。
セレネ
特に必須イベントはありませんが、ここまでしばらくお金を使ってなかったでしょうから、貯まったお金で、とりあえず武器屋に行って、まだ持っていない装備を買って強化しておきましょう。
道具屋は高価なアイテムもありますが、とりあえず不要なのでスルーし、ここは宿屋で回復したら後にしましょう。
町の中央から東へ赤い道（橋）が伸びているので、そこを渡り、南東に進み、ヘベの町に向かいます。
ヘベの町
このあたりからまた敵が強くなってきますので注意しましょう。
後ほど経験値稼ぎでも利用したいところですが、まずは町へ入って先に装備調達から。
町に入ったら武器屋にて買える最強装備を。
城があり、王様がいますが、話しかけに行くのにカギが必要な上に、特に重要情報はないのでスルー推奨です。
その後、町の西へ出て、砂漠がありますので、そのすぐ端にヤシのような木があり、その前を調べるといのちのみずが手に入ります。
通常、砂漠では歩くたびにHPが4減りますが、いのちのみずを使うと、HPが減らなくなります。
なお、戦闘が起きると効果が切れてしまいますので、戦闘終了後には再使用するようにしましょう。
いのちのみずを無事入手しましたら、次はへべの町の東の出口から町を出てすぐ南、海に突き出たところにあるミレトス宮殿へ。
なお、宮殿手前には砂漠地帯が広がりますので、先ほど手に入れたいのちのみずを使ってダメージを回避して進みましょう。
ミレトス宮殿
中に入ると、ダンジョンはなく、海皇ポセイドンと会話に。
きんのつのを譲ってほしいとのこと。
このために事前におおごんのしかを退治して入手しておきましたので渡すと、お礼としてタソスのいりえを探してみよとのこと。
タソスの入り江とは、アテネのスタート地点前の入り江（港）のことです。
さっそく船を探しにアテネに戻りましょう。
アテネ
アテネのゲームスタート地点前の港を調べるとふねが手に入ります。
通常のRPGでは、船は乗り物として海に浮かんでいて、フィールドで乗り込むと移動に使えるイメージの作品が多いですが、本作では、ふねは道具扱いで、港のマスで使用すると船に乗れて海を移動できるようになります。
ふねを入手したらさっそく使って出航、まずは陸沿いに南下し、ぺルラの近くで川を上り、橋の下まで行きます。
そこを調べると、今後広い海で位置を教えてくれる重要アイテム、らしんばんが手に入ります。
なお、本作、海に出る敵はみな強く、しばらくは最弱のコジマンくらいにしか歯が立たないので、ほとんどの戦闘は逃げて回りましょう。
無事らしんばんを入手後は、ヘベの町でもらった情報、アテネの入り江から、「ひがしへ72、みなみへ58」という情報を元に、宝探しと参りましょう。
ここから素直にそのマス移動してもいいですが、タソスの入り江でらいんばんを使うと「ひがし131、みなみ48」なので、計算して、「ひがし203、みなみ106」に行けばよいということになります。
その座標に向かいましょう。
実際海の見た目が違うとかはないので、だいたいの位置まで近づいて、こまめにらしんばんを確認し、実際のポイントを調べると、当分の間海戦での主戦力になるみつまたのほこが手に入ります。
※なお、みつまたのほこは両手武器なので、盾の分の防御力が落ちますので、実際この頃は海ではほとんど逃げ回ることを考えると装備しないでもよいかもです
これからいよいよ海装備を手に、世界中を冒険していくことになります。
以降、
攻略チャートその２に続く
